LGBTQの人たちはホストになれる?

ホストクラブも多様性の時代?

パソコンを操作する赤ちゃん

多様性を尊重する社会への改革が進んでいますが、LGBTQの方々はホストとして働けるのか。
現状を踏まえて考えてみました。
※以下の内容はホストクラブ業界の総意ではありません。

レズビアン(Lesbian)

女性同性愛者の方々です。
レズビアンの方がホストとして働く場合、男装ホストという選択肢があります。
歌舞伎町や大阪ミナミなどでこれまで数軒のお店がありましたが閉店してしまっていることがほとんどです。

ゲイ(Gay)

男性同性愛者の方々です。
ゲイであることを秘密にしておけば普通にホストはできます。
今のご時世であれば公表して注目を集めるのありでしょう。

とは言え、ホストと続けられるかは別問題。
ホストクラブに訪れる女性のお客様との疑似恋愛を苦痛に感じるようだと難しいでしょう。
歌舞伎町などにはゲイバーなど専門のお店があるのであえてホストをやる必要もありません。

バイセクシャル(Bisexual)

両性愛者の方々です。
全く問題なくホストになれるでしょう。
ホストとゲイバーの掛け持ちなども面白いでしょう。

トランスジェンダー(Transgender)

心と体の性が異なる方々です。
ホストとして働けます。
実際に歌舞伎町のホストクラブ「TOP DANDY V」に成宮涼(なりみやりょう)という性転換した元女性のホストがいました。
※現在は退店してバー勤務。
成宮涼:インスタグラム

クイア/クエスチョニング(Queer/Questioning)

性的指向・性自認が定まらない方々です。
女性のお客様と疑似恋愛をできるか、と言う点をクリアできればホストとして働けるでしょう
しかし、肉体的に女性の場合は男装などをしないと少し難しそうです。

ジェンダーレスのホストは今後増えるのか?

ホスト業界でLGBTQの方々が働ける余地はまだまだ少ないのが現状です。
今後変わっていくとすれば、お客様側の多様性を受け入れた先にありそうです。

ホストクラブに訪れるお客様のほぼ100%が女性です。
同業ホスト以外の男性は入店禁止のお店もありますし、入店できても女性より割高の料金体系になることも。
これらが緩和されて男性もLGBTQの方々も気軽に遊びにいけるお店になれば、働くホストの多様性もどんどん進みそうです。