ホストは避けて通れない二日酔いについて

特集 ホストなら知っておきたい二日酔い対策まとめ
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ホストとお酒は切っても切れない関係。
上手に付き合って体に負担をかけずにしっかり稼ぎましょう。

目次

二日酔いについて学ぼう

まずは二日酔いそのものについてまとめてみました。
以外と知らない事実があるかも?

二日酔いの原因は?

二日酔いの原因は?アセトアルデヒド

飲酒によって体内にはいったアルコールは胃や腸で吸収されて血液に溶け込みます。
目的地である肝臓に到達したら、そこでアセトアルデヒドという物質に分解されます。

アセトアルデヒドはさらに分解されて最終的には水と二酸化炭素になります。
この分解の過程がスムーズに行われず、体内にアセトアルデヒドが溜まること起こるのが二日酔いです。

その名称のように、即座に症状が出るわけではありません。
だいたい飲酒した翌日、起きた後に表れます。
後悔しても、もう遅いです…。

二日酔いの主な症状

二日酔いの主な症状

二日酔いになると頭痛、吐き気、胸がむかむかする、体が震えるなどの症状が出ます。
喉の渇きはアルコールの利尿作用による脱水症状の他、胃炎を引き起こしている場合があります。

飲酒した翌日だからといって全てのアルコールが分解されているとは限りません。
アセトアルデヒドに分解される前の状態で体内に残っている場合は歩行困難・ろれつが回らないなどの通常酔っ払った際の症状が出ます。
当然その後には二日酔いの症状が待っています。

身体的な症状は以上のようなものです。
それ以外の症状としては精神的なものがあります。
不機嫌になったり、落ち込んだり、自己嫌悪になったりします。

二日酔いになりやすい人は?

二日酔いになりやすい人は?

二日酔いになりやすいかどうか、その明暗を分けるのはアセトアルデヒドの分解能力です。
残念ながら日本人を含む「モンゴロイド」はこの分解能力が低い人が多いです。

また、アセトアルデヒドの分解能力は遺伝による影響が大きいのも特徴です。
両親が2人とも酒に強い人は強く、逆に2人とも弱い人は弱くなる可能性が高いです。

何にせよ、個人差が大きいので自分基準で判断するのは止めておきましょう。
自分が飲めるからと言って他の人に同じ用にすすめると相手を二日酔いにしてしまうことがあります。

二日酔いの予防について

二日酔いになる前に防ぐことができれば安心。
予防策についてまとめました。

自分の限度量を知ろう

酒の限度量を知る

ある意味では最大の予防策です。
上記で説明したように二日酔いになりやすいかどうかは個人差が大きいです。
自分が酒に強いのか、どれくらいまで飲めるのかをしっかり知って限度量を超えないように調整するのがベストです。
限度量に関しては過去の飲酒経験などを元に判別しましょう。

ホストの仕事は友人同士の飲み会の場とは異なります。
お客様よりも酔っ払っていてはまともな接客が出来ません。
最初のうちは失敗もあるかもしれませんが、仕事をこなせる範囲内の飲酒量に日々抑えておきましょう。

飲酒の限度量をチェックする科学的な方法としてパッチテストがあります。
ドラッグストアでは販売していないようですがネット通販ならすぐに見つかります。
ホストをやる前に一度は試しておくと良いでしょう。

空腹時の飲酒は避けましょう

空腹時の飲酒はNG

同じ量のアルコールを摂取しても、空腹時は吸収量が多く、吸収スピードが速くなるので注意が必要です。
急に酔いが回り、アルコールの分解も遅くなるので二日酔いになりやすいのです。

ホストの場合、飲酒のタイミングは大よそ分かるので事前に食事をしておきましょう。
満腹になるまで食べる必要はありません。
以下に紹介する二日酔い予防の食材を取り入れましょう。

特にアルコールの吸収を防いでくれるのは脂肪
脂っこいものが意外にも活躍してくれます。
食物繊維も効果的なので、体型を気にする方はサラダにノンオイルではないドレッシングをかけて食べましょう。
その他、ゴマやナッツ類も効果が期待できます。
どうしても食事を取りたくない人はヘルシア緑茶などの高濃度茶カテキンが入っている飲料や専用の栄養ドリンクを飲むようにしましょう。

腸内環境を整えてアルコールの分解に集中

発酵食品で乳酸菌を摂取して腸内を整える

上記でオススメした食品の他、飲酒前に食べたほうが良いのが発酵食品
具体的には、チーズ(加熱処理されていないもの)、キムチ、ヨーグルト、納豆などです。
乳酸菌飲料の代名詞的存在の「ヤクルト」も良いですね。

乳酸菌を摂取すると腸内の環境が整えられます。
その過程で悪玉菌が減ります。
アルコールを分解する役割を持つ肝臓はこの悪玉菌による有害物質の増加を防ぐ役割もあります。
腸内環境を整えて悪玉菌を減らすことができれば、肝臓はアルコール分解に集中することができます。
結果的にアルコールの分解がスムーズに行われるので二日酔いになりにくくなるのです。

ペースを調整して、できるだけ割る

お酒を飲むペース

ホストクラブでの飲酒は常に一定とは限りません。
場を盛り上げるためにイッキを行ったり、シャンパンコールがあるのでどうしても短時間で飲酒量が急増する場面が出てきます。

仕事として飲む以上、そういった場面はなかなか避けられません。
ですから、それ以外ではできるだけ時間をかけてゆっくりお酒を飲むようにしましょう。
ストレートでは飲まずに割ったり、チェイサー(水)も使ってアルコールの摂取量が急に増えることを防ぎましょう。

飲んだ後は水分補給を忘れずに

飲酒後は水分補給を

お酒を飲むと眠くなりますよね。
でも、そのまま寝てしまうのは二日酔いになる可能性を増やしてしまいます。
血中のアルコール濃度を下げるため、脱水症状を防ぐために水分をしっかり補給してから眠りましょう。

その他、飲酒後の運動・お風呂・サウナなども注意が必要です。
体が温まると内臓の血流が悪くなり、肝臓のアルコール分解が遅くなってしまいます。
お酒を飲むと汗を多くかきますからお風呂でさっぱりしたい場合もあるでしょう。
そんな時は入る前にしっかり水分補給をして、ぬるめのお風呂に短時間だけ入りましょう。

まとめ:二日酔い対策はホストとしての嗜み

以上、二日酔いになる原因・予防策から飲酒後の注意点についてまとめました。

ホストの仕事は毎日浴びるようにお酒を飲んで大変そうなイメージがあります。
もちろん、一般の方に比べれば飲酒量は格段に多いです。
だからといってその場のノリで飲み続けていたらいつか体を壊してしまいます。
お酒と共にお客様をもてなすプロとして、注意深く自分の体と相談しつつお酒を飲みましょう。
ホストとしての寿命が延びればその分だけ稼げるチャンスはやってくるのですから。

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